CASE20代女性「前歯で食べ物を噛むことができない」歯を抜かずにワイヤー矯正し、オープンバイトの改善を行った症例
2022.09
ご相談内容 | 「前歯で食べ物を噛むことができない」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、上下の奥歯の噛み合わせは正常でしたが、上下の前歯はデコボコして噛み合っておらず、「オープンバイト」と呼ばれる状態でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 患者様は、歯を抜かない矯正治療をご希望でしたので、上下左右の小臼歯(第1小臼歯/4番、第2小臼歯/5番)を抜かずに、上下の外側にワイヤー装置をつけて矯正治療を行いました。 また、歯並びに関係している舌や唇、頬などのお口周りの筋肉を正常な環境に整えるために、筋機能療法の指導も行いました。 ワイヤー装置により前方の方に傾いていた上下の奥歯を起こして、前歯と奥歯の噛み合わせを再設定することにより、上下の前歯がデコボコして噛み合わないオープンバイトの改善を行いました。 ワイヤー矯正と並行して、筋機能療法によるトレーニングにも取り組んでいただき、オーブンバイトの原因にしっかりと対応することを心掛けました。 |
術後の経過・現在のご様子 | 治療後の安定が難しいオープンバイトの症例なので、経過中、前歯の噛み合わせが少し浅くなりましたが、5年経った今も、噛み合わせは安定しています。 |
この治療のリスクについて | ・矯正治療中は発音しにくい場合があります。 ・矯正中、舌が動かしにくいことがあります ・治療中に装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になることがあります ・歯の移動に伴って違和感や痛みを感じる場合があります ・冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります |
年齢・性別 | 20代女性 |
診療種別 | 自由診療 |
治療期間の目安 | 1年11ヶ月 |
治療費の目安 | 総額1,020,000円 (内訳)装置料780,000円、処置料8,000円×30回 |
治療前
治療後