CASE12歳女の子「上の歯がデコボコに生えている受け口」を、歯を抜かない矯正治療(非抜歯矯正)で治療した症例

2021.06

ご相談内容 「前歯のがたがたと受け口が気になる」とのことでご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 デコボコがあり、上下の奥歯の前後関係が正常な位置より下が前にある(Angle classⅢ)症例でした。
行ったご提案・治療内容 歯を抜きたくないとの患者様のご希望もあり、小臼歯を抜かない治療方針(非抜歯矯正)をご案内しました。
装置は歯の外側に装着し、ワイヤーを用いて歯を全体的に動かしていきます。
前方に斜めになっている奥歯(臼歯)を真っすぐに起こし(整直)、前歯と奥歯を結んだ平面(咬合平面)を作りなおすことで、前方にあった下アゴの位置(顎位)が徐々に正しい位置に戻り、デコボコも改善しました。
術後の経過・現在のご様子 初診時よりも下アゴ(下顎)も後退し、横から見た顔も改善しました。
3年経った今も安定しています。
この治療のリスクについて ・装着中は発音しにくい場合があります
・矯正中、舌が動かしにくいことがあります
・治療中に装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になることがあります
・歯の移動に伴って違和感や痛みを感じる場合があります
・冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります
年齢・性別 12歳女の子
診療種別 自由診療
治療期間の目安 約1年9ヶ月
治療費の目安 942,000円(税別)

治療前

治療後