CASE8歳女の子「前歯が出ていて気になる」歯を抜かないで矯正した症例

2021.06

ご相談内容 「上の歯が前に出ているのが気になる」とのことでご相談いただきました。学校検診の際に出っ歯といわれたそうです。
カウンセリング・診断結果 拝見したところ、確かにおっしゃるように上の前歯がほかの歯に比べて前に出ている状態でした。
一般的には上顎前突と呼ばれ、学校検診でも指摘される可能性がある状態といえました。
今回はご本人、親御様ともに特に気にはしていらっしゃらなかったそうですが、詳しい検査の中で状態を確認されたことがきっかけで治療に至りました。
行ったご提案・治療内容 首の方向に牽引する(サービカル)ヘッドギア(HG)と奥歯の高さを上げる装置(Bite Plate)により、奥歯の高さ(臼歯の咬合高径)をあげて、下アゴ(下顎)の前方への成長を促しました。
術後の経過・現在のご様子 現在では下アゴ(下顎)の後退による出っ歯(上顎の突出)感の形跡はまったく見られません。
この治療のリスクについて ・装着中は発音しにくい場合があります
・矯正中、舌が動かしにくいことがあります
・治療中に装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になることがあります
・歯の移動に伴って違和感や痛みを感じる場合があります
・冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります
年齢・性別 8歳女の子
診療種別 自由診療
治療期間の目安 約2年
治療費の目安 200,000円(税別)

治療前

治療後