顎変形症 gakuhenkeishou

顎の偏位(顔が曲がっている)のお話

一般には顎変形症(手術)と診断されてもおかしくない患者さんの症例についてです。

二十代後半の男の方です。主訴は下あごの前方への突出感、そして凸凹な歯並び、左に曲がった顔です。
噛みあわせが前左側に大きくズレていますので通常は手術と言われてしまう事が多い症例です。

まずは原因のひとつの日常生活の上での悪習癖などを止めるようにお話をし、そして上下左右の親知らずのみ抜歯して約2年の治療期間(症例により異なります)でごらんのように凸凹な歯並びも大きくズレたかみ合わせも良くなりました。
それに伴い曲がった顔もほぼ改善しました。
安易な診断による手術は一度行うと元に戻すことはできませんのでたいへん怖いと思います。

どうか私たちに誤った治療を選択をしないためのお手伝いをさせてください!
十二分にご説明いたします。セカンドオピニオンも大歓迎です。

40代女性「受け口ぎみでうまく物が噛めない、右側に曲がった顔貌が気になる」顎変形症と受け口をワイヤー矯正で改善した症例

ご相談内容 「受け口でうまく物が噛めない、右側に曲がった顔貌が気になる」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 診察したところ、通常は顎変形症と診断されるレベルの受け口の状態でした。
行ったご提案・治療内容 手術は絶対したくないとの患者様のご希望で、上下の外側にワイヤー装置をつけて矯正治療をしました。
奥歯の高さ、上下の歯のぶつかり方(嚙み合わせ)を変えることにより、顎の位置を修正しました。
術後の経過・現在のご様子 装置を外して約2年経った現在も、安定しています。
この治療のポイント 受け口の原因を改善するとともに、曲がった顔貌も改善するように努めました。
この治療のリスクについて ・ 装着中は発音しにくい場合があります。
・ 矯正中、舌が動かしにくいことがあります。
・ 治療中に装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になること があります。
・ 歯の移動に伴って違和感や痛みを感じる場合があります。
・ 冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります。

年齢・性別 40代女性
診療種別 自由診療
治療期間の目安 4年3ヶ月
通院回数の目安
治療費の目安 総額1,292,000円 <内訳>装置料780,000円、処置料8,000円x64回

治療前

治療後