CASE30代女性「両側2本だけ歯が内側に入ってしまった」親知らずを活かして矯正した症例

2022.03

ご相談内容 「歯がデコボコに生えている、曲がって生えた歯で頬を噛んでしまう」とご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 拝見したところ、乳臼歯の根本に食い込むように6歳臼歯が引っかかったことにより、5番目の歯が萌出するスペースが足りなくなった結果、内側に生えてきてしまったものと思われます。

おそらくこのような状態になったのは、5〜6歳ごろの可能性が非常に高いです。
行ったご提案・治療内容 今回は上のアゴに親知らずが生えてきており、一つ前の7番の歯に全くスペースが取れない状態となっていました。
6番の歯を本来あるべき位置に戻す目的で、あえて7番を抜歯し親知らずを奥歯として活かすことにより、安定した歯並びの獲得を目指しました。
術後の経過・現在のご様子 現在も後戻りはなく、経過は良好です。
頬を噛んでしまっていた状態も改善したとのことです。
親知らずを活かした奥歯も問題なく噛めており、大変ご満足いただけております。
この治療のポイント 今回はあえて7番の歯を抜歯し、本来抜歯すべきと言われる親知らずを活かして歯並びを整えました。
この方法は非常に難度が高くなりますが、結果として安定した歯並びを獲得できます。
この治療のリスクについて ・矯正治療は歯の移動に伴う痛みが出る場合があります
・治療後に歯並びの後戻りが起きる可能性があります
年齢・性別 30代女性
診療種別 自由診療
治療期間の目安 約3年
通院回数の目安 約40回
治療費の目安 120万円(税別)

治療前

治療後