CASE13歳女の子「前歯で噛むことができない」ワイヤー矯正およびMFTを施行し開咬が改善した症例
2022.09
ご相談内容 | 「前歯で噛むことができない」とご相談いただきました。 |
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カウンセリング・診断結果 | 拝見したところ、奥歯を噛んでいる状態で、前歯が噛み合わず開いてしまう「開咬(オープンバイト)」でした。 |
行ったご提案・治療内容 | 上下の外側に装置をつけてワイヤー矯正治療を行いました。また、舌を前方へ突出する癖を治すためにトレーニング(MFT:口腔筋機能療法)も取り入れました。 通常は「開咬」となる原因の一つである上下の親知らず(第3大臼歯/8番)は抜歯します。 患者様にはもともと親知らずがなかったので抜歯を行っていません。 患者様の場合、「開咬」の最も大きな原因は鼻の通りが悪いことです。鼻の通りが悪いと口で呼吸をしてしまいます。 鼻の通りを改善するため、耳鼻科に通院することをお勧めしました。 |
術後の経過・現在のご様子 | 歯の骨格や歯並びに「開咬」となりやすい特徴はあまりみられませんでした。 舌の癖により「開咬」となっていると考え、舌を前方へ突出する癖を治すためのトレーニング(MFT:口腔筋機能療法)に重点を置いた結果、治療の効果が高かったと考えます。 前歯でもしっかり噛めるようになり下アゴの突出感も改善し、患者様に満足していただきました。 現在も前歯の位置はほぼ後戻りしていません。 |
この治療のリスクについて | ・治療中は発音しにくい場合があります ・矯正中、 舌が動かしにくいことがあります ・治療中に装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になることがあります ・歯の移動に伴って違和感や痛みを感じる場合があります ・冷たいものを飲んだ時に歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります |
年齢・性別 | 13歳女の子 |
診療種別 | 自由診療 |
治療期間の目安 | 1年6ヶ月 |
通院回数の目安 | 約22回 |
治療費の目安 | 総額956,000円(装置料780,000円、処置料8,000円×22回) |
治療前
治療後