CASE20代女性 「八重歯、デコボコの歯が気になる」歯を抜かない矯正治療(非抜歯矯正)で治療した症例

2021.01

ご相談内容 「八重歯、デコボコの歯が気になる」とのことでご相談いただきました。
カウンセリング・診断結果 拝見したところデコボコと歯が生えている状態(叢生)が確認できました。一方で、上下の奥歯の位置は一見するとほぼ正常(Angle classⅠ)でしたが、正確には正しい位置とは言えない状態となっていました。
治療は全体的に本来あるべき位置に歯を移動していく治療となり、奥歯も同時に動かさなければならないと考えました。
行ったご提案・治療内容 患者様のご希望もあり、小臼歯を抜かない治療方針(非抜歯矯正)をご案内しました。装置は歯の外側に装着し、ワイヤーを用いて歯を全体的に動かしていきます。
前歯と奥歯を結んだ平面(咬合平面)を変えることで、噛み合わせ(咬合)を修正しました。これにより下アゴの位置(顎位)を調整し、デコボコの歯並びも改善しました。
術後の経過・現在のご様子 この患者様は日本人には珍しく元々口元が内側に入り込んでいる状態でした。
通常はこのようなケースでは抜歯をしてデコボコを治しますが、これではさらに口元が引っ込んでしまい、老け顔(魔女のような横顔)になってしまう可能性があります。
当院での治療後は、「初診時と比較して若々しく見えるようになった」と患者様にもご満足いただけました。その後も戻りなどはみられず、噛み合わせ(咬合)も安定しています。
この治療のリスクについて ・装着中は発音しにくい場合があります
・矯正中、舌が動かしにくいことがあります
・治療中に装置によってまれに頬の内側が傷つき、口内炎になることがあります
・歯の移動に伴って違和感や痛みを感じる場合があります
・冷たいものを飲んだときに歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る場合があります
年齢・性別 20代女性
診療種別 自由診療
治療期間の目安 1年11ヶ月
治療費の目安 956,000円(税別)

治療前

治療後

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